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2018年01月16日

今年2冊目 明治維新の正体

 こんにちは!
 アンナカカイロプラクティックの
 あんなカイロです!!

 今年の2冊目は・・・

今年2冊目 明治維新の正体


 「明治維新の正体 徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ」

 鈴木壮一 著

 毎日ワンズ


 幕末から維新にかけての思い入れがある方も多いかと思います。

 吉田松陰だの・・・

 坂本龍馬だの・・・

 維新の頃の偉人に畏敬の念を抱いておいでの方もいらっしゃるかと思います。

 私の場合は、小栗上野介忠順(ただまさ)なのですが・・・

 群馬へ帰ってきた(2010年)頃・・・

 「罪なくして斬らる-小栗上野介(人物文庫)」 という本を読んで心酔したものです。

 歴史小説や大河ドラマでこの頃の偉人たちに心酔した方も多いことと思います。

 以前・・・

 「持丸長者[幕末・維新編]-日本を動かした怪物たち」(広瀬隆著) という本を読んで・・・

 幕末・維新の偉人と言われている人達って・・・

 全然「いい人」じゃないじゃない!? と、思ったものです。

 権力やお金に目のくらんだ人たちばっかり!!

 といった印象を受けたものです。

 この本の「はじめに」には・・・

 「本書では、幕末維新時の一連の事象を公平かつ冷静に分析し、さらに「勝者によって消された歴史」を掘り起こすことで、維新の全体像を浮かび上がらせてみたい。日本人が先駆者たち、とくに慶喜の偉大さを理解できないなら、こののち日本国は来るべき幾多の困難を克服できないと考えるからである。」 とあります。

 現在、大河ドラマで西郷隆盛を扱っていますが・・・

 この本を読みながら・・・

 西郷隆盛に憤りを覚えて本当に気分が悪くなりました。 (笑)

 物事や歴史は・・・

 いろいろな角度から見たり考えたりすることが大切だと思いますが・・・

 幕末から維新にはどんなことがあったのか・・・

 という事を、公平かつ冷静に見てみると・・・

 今までの歴史観は何だったのか?

 という衝撃を受ける方・・・

 また、こんなの嘘っぱちだ!

 と自分の偉人の対する畏敬の念を変えない方など・・・

 いろいろなお考えがあってイイと思います。

 今年は、維新150年ということで・・・

 こういった話題が取り上げられることも多いかと思います。

 実際はどうだったのか?

 と思われた方にはとても参考になる本かと思います。


 歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを

 あんなカイロでした。

 今日もありがとうございました。


 今日のおまけ・・・ (音が出ます)


【【鈴木荘一氏講演】『明治維新の正体』出版記念 近現代史を学ぶ会(佐藤和夫代表)2017/5/18 】

 ちょっと長いのですが・・・

 著者の鈴木壮一氏の講演です。

 今までの一般的な教科書の幕末維新の歴史というのは・・・

 大久保利通の一代記である! というのには・・・

 納得しながら思わず笑ってしまいました。 (笑)

 ご興味のある方は見てみてください。


 ちなみに・・・

 今年1冊目は・・・

 「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」

 鴻上尚史 著   講談社現代新書

今年2冊目 明治維新の正体


 最近は・・・

 近現代の歴史ものが多いような気がしてきました・・・ (笑)




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Posted by あんなカイロ at 13:44 │読了日記

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今年2冊目 明治維新の正体