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2010年10月12日

骨のお話し:その1

 こんにちは! あんなカイロです!!

 たまには、ためになるお話を・・・

骨のお話し:その1
         (第1頸椎の模型)


 今日はちょっと骨(正確には「ほね」ではなくて「こつ」といいます)についてお話ししたいと思います。

 尚、内容が多いので何回かに分けてお話ししますが、何回に分かれるのかは徒然なるままにつづってまいりますのでちょっとわかりませんが、その点はご了承ください。

 難しい言葉はあまり使わないようにしたいと思いますが、誤解があるといけないので「骨の構造」については、解剖学に基づいてちょっとだけ詳しくご説明したいと思います。

 解剖学で言うところの骨(こつ、ですからね)というのは・・・

「骨は形状により成り立ちは異なるが、骨膜、軟骨質、骨質、骨髄からできている。・・・」と専門書(改定19版 日本人体解剖学 上巻 1骨格系」には書いてあります。

 世間一般で「骨」と言った場合は「骨質」を指していることが多いと思われますので、「骨」と言った場合は「骨質」のことを言っているとご理解ください。

 更に「骨質」は表面の「緻密質」と内部を占める「海綿質」からなっていて、これらは「骨細胞」と「基質」で構成されています。骨の内部を海綿状(スポンジ状)にすることによって骨の重量を軽くしているとも言われています。

 「骨の構造」と言った場合はこの「基質」のことを言っているとご理解下さい。「骨を強くするためにはカルシウムをしっかり摂らないといけませんよ!」と言うときはこの部分、「基質」を指している場合が多いと思われます。

 さて、この「骨の構造(基質)」は何でできているかというと・・・ 

 膠原繊維(コラーゲン、にかわ)とカルシウム(リン酸カルシウム、炭酸カルシウムなどの無機質)でできています(有機成分の非コラーゲン蛋白はここでは省略します)。

 構造物に例えると膠原線維は「鉄筋」に、カルシウムは「コンクリート」に例えることができます。少し前になりますが、耐震強度偽装問題などで話題となりました鉄筋の数が少ないとかなんとか・・・

 さて、人間の身体、特に骨格も構造物ですからその目的や機能によって力がかかる部分の「力学線」を考えてまずは鉄筋を組みます。これが骨における骨梁(力線に沿った海綿骨の層:骨のはり)です。

 それからコンクリートを流し込みますが、骨質はコンクリートと同じで均一構造をしていますから、機能強度を決めるのは鉄筋であってコンクリートではありません。一度出来た構造物に後から鉄筋を入れて補強することは人間の骨も偽装マンションも難しいことなのですね・・・

 ですから鉄筋を入れて骨の強度を増すということは、骨が形成される成長期までにしっかりと骨を造ることが大切になってきます。

 そのためには子供時代の食生活と生理的な運動とが大変重要になってくるのですが・・・
 
 家の中でゲームばかりしていないで、外でしっかり遊ぶことが身体を造るためにはとても重要なことだ、ということをもう一度考え直す必要があるのではないかと私は思います。

 次にカルシウムの話しをしたいところですが、今日のところはこの辺で、続きはまた今度お話ししたいと思いますが、続きはいつになることやら・・・





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Posted by あんなカイロ at 13:30 │知識の泉

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